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U&K司法書士・行政書士・社労士・社会福祉士事務所運営

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〒750-1142 山口県下関市小月本町二丁目10番16号

エクスクローdetail

日本版エクスクローについて


【手続きの概要】

 通常の売買契約の場合、お金と物の引き渡しは同時履行の関係に立ちます。買主はお金を払えばその場で物がもらえますし、売主は物を渡せばその場でお金がもらえます。
 しかし、不動産の売買取引では登記をしないといけないため、完全な同時履行にはなりません。

 そのため、当事務所では通常の売買と同じように同時履行に近い形にして売主と買主がお互いに不利益を被らないようにするシステムを導入しております。

 そして、このやり方はアメリカの登記制度で実際に利用されている優れた仕組みです。

システムは至って簡単です。

@ 親族間・個人間の売買契約を締結します。

A 当事務所が売主から必要な書類を受領します。

B 当事務所が買主から売買代金を専用口座へ振り込んでもらいます。

C 買主からの振り込み確認後、ただちに法務局へ登記申請をします。
                  (登記が終わるまで4日程度必要)

D 法務局から当事務所へ登記完了のお知らせがあり次第、預かっている売買代金を買主の口座へ振り込んで完了です。

 この流れでやることで、万が一、売主の必要書類に不備があり登記が却下されてもお金は、まだ当事務所の専用口座にありますので、登記ができないのに売主が売買代金をくすねて姿をくらますというリスクも回避できます。

 記憶に新しい、セキスイハウスが詐欺師(地面師)に騙された事例は、売主から必要書類を預かった時点で売買代金を売主に支払っておりました。その後に登記所で偽造が発覚し登記が却下されてますので、必要書類と引き換えに売買代金を支払うことがどれだけ危険であるかわかっていただけると思います。